決してシンプルではないライフ

Kindle中毒になりかけてる

数字や記号はみんなに届く!仕事で数字を使うって大切だなぁ

ビッグデータ時代到来。と言われていたのは何年前?
乗り遅れた、このビッグウェーブに!(゚∀゚)

と思いつつもビッグデータなど触らないまま日々をのんびり過ごしています。仕事ではデータを作る業務をやっていますが特に分析とかはしてません。

でもね。最近ほんとーーーに思うんですけど、

 

数字、超大事。

 

何か仕事で伝えたい事があるとき、「数字」を混ぜて会話をすると意思疎通の精度がぐっと上がります。会話のすれ違いがあまり起こらないのを実感しています。

 私は根っからの文系(元)女子。昔は絵を描くことが好きで、「好き!ステキ!カワイイ!」と感性の赴くままに行動しがちな文系(元)女子。
ただここ最近、特に仕事中なんですが、伝えたい事がきちんと伝わっている事を実感するのは、会話に「具体性」がある場合が多い。

 たとえば、ある資料をひとつ作るのに30分かかるとして、ほぼ同じものを500作る業務では、かかる時間は単純計算で25時間。就業時間は8時間ですが他業務もあったりするので大体見積もって4日かかるんだけど~。明後日までにやれって言うのはちょっと無理があるんでないの?

って上司に言ってみるとかすると結構上司は「お、おぅ」ってなります。
普通に「明後日までとか無理です!」って言うよりは効果あります。

 上記は自分の作業時間の話ですが、他にも仕事で数字(数学)を使うってどうすればよいのかなーと思いまして、こちらの本を読んでみました。

 

 タイトルまんまでしたw

この本に書かれているいちばん大切なこと

文系の人は仕事で数字を使うって、なんだか色んな理論を駆使して、データをこねくり回すような小難しいことだと思いがち。数字アレルギー出がち。
でもこの本に書いてあるこの一文が、すとんと腑に落ちたので最初に書いておくことにします。

分析=計算ではない。分析=思考である。数字や計算は、その途中で使う『道具』に過ぎない 

必要なのは数字そのものではなくて「数字を使った結果を考えること」であるのよ。結局は自分の意見なのよ。ということです。結論を出すのは結局自分の頭。

本に書かれている「仕事で数字を使うためのテクニック」

本のタイトル通り、仕事に活かせる具体的な数字の扱い方ももちろん書いてあります。
でも、本当に少しだけ。ちゃんとデータ分析したい!って人は「え!これだけ?」って拍子抜けするかもしれません。

ざっくり挙げますと、

  1. その前年比は意味がある?
  2. 平均の本当の意味とは?バラツキは標準偏差でわかる!
  3. 相関係数で想定外のものが見えてくる
  4. 実数から割合、割合から実数を見る
  5. グラフで伝えたいメッセージを考える
  6. コスト削減のカギは「割合」

っとこれだけなんです。
標準偏差とか、相関係数が何であるかは実際に本を読んでいただければわかるかと。

必要なのはテクニックではなく「数字に隠されたメッセージを読み、自分の頭で考える」こと

上に挙げたテクニックは実務では活かせない人も沢山いるかと思いますが、本の中だけでも仕事を行う上で数字を使う例を知ることで

もしかしたら・・・自分の仕事でなんとなく困っているあのことも、数字にして原因を見つけ出し、改善できるかもしれない(・∀・)!

と思えるでしょう。
データ分析とか、マーケティングが仕事でなくても、きっとこの考え方は役に立つと思います。


それにニュースや新聞を読めば統計やグラフは山のように出てきます。その数字が本当に正しいのか?自分で興味を持つきっかけにもなります。私もこの本をきっかけに、もっと数字を意識して色んな物事を見て、自分の頭で考えてみよう!と思えました。

 

それでは今日はこの辺で~。

 

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

 

 

この2冊配色がそっくりなんだけどターゲット層が同じだからかな…