決してシンプルではないライフ

Kindle中毒になりかけてる

あの時の会社への感謝の気持ち・・・?

わ~、もう半年以上ブログ更新してない!

最後の更新から暇なニート主婦は働くひとにランクアップし、毎日チャリで通勤する毎日を送っています。おかげさまで大好きなハンドメイドの時間もほとんど取れませんが、毎月それなりの収入があるって素晴らしい(´ε` )

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さて、表題の件。

お盆休みでなんとなくスマホでだらだらとブログ記事を読んでいたら、「辞めた会社の悪口を言っても良いじゃない」という記事を見つけました。
その方が言うには、「それなりに思うところがあってその会社を辞めたわけだから、悪い感情が出てくるのも当然。でも悪口を言い尽くした後は、その会社で働けたことによる感謝の気持ちしか残らなくなった。そしてまた頑張ろうと思えた」とのことでした。

実はこの記事を書いた方は、私が以前働いていた会社の先輩。
私がその会社に入社した当時彼は入社5年目の先輩でした。歳もあまり離れていない彼は厳しい職場環境の中でも熱意を持って働いていて、会社を退職した後は独立起業されて素晴らしい技術者となっています。

そんな彼がブログの中で言葉にしていた「あの会社で働けたことによる感謝」という言葉。私にもいつかその言葉の意味がわかるときが来るのでしょうか。

自分も抱いた「あの時の会社には感謝している」感情

私もその会社(詳細は書きませんがとりあえず求人で提示されていた給与の6割しかもらえなかったくらいにはブラック)で働いて、でも耐えきれずに辞めてから何年かは「あぁ、大変なこともあったけど、あの会社にいたから今の私があるんだな、感謝しないとな」みたいな感情が湧いてきていました。けれど…。

それから辞めて10年あまり経っていますが、時が経てば経つほどその会社を客観的に見れるようになり、感謝の気持ちもどんどん目減りしてゆき、今では憎悪しかありません(笑)

こういうものは、時が経てば良い思い出になるものだと思っていました。まさかどんどん嫌いになるとは自分でも驚いています。やっぱり感謝できるって、大変だけどそれなりにもらうもの貰ってたり、人並みの生活が送れるくらいの福利厚生があればこそですね。詳しくは書きませんが。

ただ、もしその中でも「感謝している」と思えるところがあるとするならば、それは「あの会社で頑張れたあの時の自分」に対してでしょうか。
若くて世間知らずなのに、何をするにもゼロからのスタートの中でもがき、今の自分につなげてくれたのは間違いなくその当時の自分であり、感謝すべきなのはその会社ではなくその当時の自分です。あんな会社に入ってしまったあの時の自分は超絶おバカだったのかもしれませんが、それだけは本当に感謝してます。

そうやってこれからも、未来の自分に感謝されるような自分でありたいなぁと思っています。自分で自分を褒められる人は、誰よりも強い。

 

もしかしたらあの先輩も、おんなじ気持ちであの記事を書いたのかもしれないなぁ。